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オープンキャンパス2024

今夏のオープンキャンパスは、7月28日(日)、8月3日(土)・4日(日)・24日(土)・25日(日)です。

事前予約制ですので、以下のオープンキャンパスのサイトから、お申し込み下さい。地理学科も模擬授業や学科紹介を行います。

https://think.komazawa-u.ac.jp/opencampus2024/

『地理学で卒業論文を書こう』

同僚の先生からご高書をいただきました。

駒澤大はもちろん、地理学科では卒業論文が必修になっています。まさに今日も4年生のゼミ「地理学演習」で卒業研究の進め方を話してきました。大体この本に書かれています(欠席した方は読むように・・・今日は欠席者いなかったけど。)。地理の卒論だからこそ必要な研究対象地域の決め方や、地域概観の書き方、地図を使った結果の示し方などしっかり書かれていて、すごく参考になると思います。「地理学で」と対象を絞っているだけのことはあります。

南方熊楠とハチク開花

インターネットニュースによると、明日のNHK連続テレビ小説『らんまん』で、南方熊楠がハチクの開花標本を牧野富太郎に送ったという話が出てくるそうです。120年周期で咲くと言われているハチクのこの標本は1903年に採集されたようですので、今年で120年です。そして、実際に各地でハチクの開花が確認されています。

竹林景観ネットワークのメンバーでもこのハチクの開花を調査しています。また、牧野博士ではありませんが、研究チームでは、全国各地の植物に関心を持っていらっしゃる方から開花情報を収集しております。竹の開花を見たという方は、竹林景観ネットワークのホームページから情報をお寄せください。

『風よけの気候景観 暮らしを守る屋敷林・防風林』

いただいてから時間が経ってしまいましたが、植生地理と気候学の先生方の書かれたご高書です。

「風」という直接、資格では捉えづらい現象(しかも行けば必ず起こっている現象でもない)を屋敷林・防風林をはじめとする防風施設から可視化をして、その地で暮らす人々と自然との関係を明らかにしようとする研究がまとめられています。屋敷林や防風林を対象にした研究は、景観生態学や造園学でも展開されていますが、そうした研究をされている方にも参考になるのではないかと思います。

景観生態学連続セミナー「グリーンインフラと生態系減災 伝統の継承と活用・土地利用(15章2節&13章1節)」

2023年7月24日(月)17:30~19:00に、日本景観生態学会企画交流委員会による、「景観生態学連続セミナー」が行われます。 教科書(景観生態学)の内容を解説する連続セミナーです。今回は、グリーンインフラと生態系減災と伝統の継承と活用・土地利用の二部構成です。
無料のウェビナーです。学生の皆さんも是非ご参加下さい。以下のページから参加申し込みが必要です。

https://jale-japan.org/seminar_2300724/

地域調査入門E巡検3日目

巡検最終日は、時々、パラパラと雨にも遭いましたが、河童橋~徳沢(仮設橋)まで往復できました。行きは所々で、サルと遭遇しつつも、河原の礫調査、植生調査とも行うことができました。

河童橋まで帰ってくると、何とか奥穂高岳と焼岳を望むことができました。学生たちにとっては、歩き続けのご褒美になりました。