景観生態学連続セミナー「空間情報の収集と分析の技術 (4章)」

2025年3月25日(月) 13:30~15:30に、日本景観生態学会企画交流委員会による、「景観生態学連続セミナー」が行われます。 教科書(景観生態学)の内容を解説する連続セミナーです。今回は、「空間情報の収集と分析の技術 (4章)」がテーマです。

https://jale-japan.org/seminar_250325/

日本地理学会2025年春季学術大会

3月19日・20日の日本地理学会2025年春季学術大会は、駒澤大学での開催です。当研究室関係では、以下の発表があります。

713(口頭発表)
佐藤元彌:河道掘削における多自然川づくりの植生への影響―信濃川山島新田地区を事例として

S707(シンポジウム:植生地理学のこれまでとこれから―地理学的視点からの植生研究の進展をめざして―)
鈴木重雄:里山の社会―生態系の変化に対する植生地理学からのアプローチ

第72回日本生態学会大会での発表

明日3月12日より第72回日本生態学会大会が始まりますが、当研究室関係では、以下の発表があります。

P0-021(ポスター発表・オンラインのみ)
鈴木重雄:シナノザサ開花地における10年間の稈齢構成の変化

P1-070(ポスター発表・オンライン+オンサイト3月16日)
藤澤崇晃・鈴木重雄:ブナ科樹木萎凋病による枯損の地形条件の影響 ー八王子市内の公園を事例にー

ヤブツバキ

Camellia japonica L.

第1研究館前に植栽されているヤブツバキです。本州以南の常緑広葉樹林で必ずと言って良いほど見られる種ですので、駒沢に自生のものがあっても、何ら不思議ではないのですが、それと同じくらい、都市内では植栽もされています。しかし、自然分布は東アジアに限定されているので、ヨーロッパには元々ありませんでした。日本を含むアジアから持ち込まれたものが、世界的な園芸種となっていく(さらに海外で品種改良されたものが日本に逆輸入される)過程は、以前紹介したガクアジサイと似ています。毎年2月には花を付け始めて、学内ではいち早く花を咲かせる種でもあります。

高大連携プロジェクト・世田谷巡検

駒大高校の3年生の世田谷巡検に参加してきました。高校から出発して、馬事公苑~烏山川緑道~世田谷八幡宮~豪徳寺と歩いて、ゴールは、世田谷区郷土資料館と昨年と概ね同じコースでした。が、今日は1月15日ということで、ボロ市通りは、大混雑!

ボロ市の迫力を、生徒たちも十二分に感じたことと思います。

イチョウ

Ginkgo biloba L.

12月に入る頃、学内で黄葉を楽しむことができるのがイチョウです。恐竜の全盛期である中生代にイチョウ類は全盛を迎えますが、現在は本種だけになっています。中国からの渡来植物で、寺社や公園のほか街路樹としても多く植栽されています。雌雄異株のため、雌木にだけ銀杏が付きます。学内では、7号館と第1研究館の間にある木が雌木なので、毎年黄葉する前に大量の銀杏を落としています。

卒業論文発表会

2025年1月31日(金)の午後に、今年度指導学生の卒業論文発表会を学内で行います。

学部生、卒業生などで関心のある方の参加も歓迎いたしますので、参加希望の方は事前に鈴木重雄まで連絡下さい。

竹林景観ネットワーク第34回研究集会

宇都宮で竹林景観ネットワーク第34回研究集会を行いました。

初日は、若竹の杜 若山農場の見学でした。若山社長のご案内で実生由来を中心とするモウソウチク林を歩きました。たけのこの生産だけでなく、観光利用にも力を入れていて、夕暮れ後は竹明かり&ライトアップを楽しむことができました。

2日目は、宇都宮市中央市民活動センターで研究発表・講演会でした。講演会では、宇都宮大学名誉教授の小林幹夫先生のお話を聞くことができました。