日本景観生態学会第33回淡路大会エクスカーション

景観生態学会のエクスカーションに参加です。今日もホテルから船で渡りました。


まずは、淡路島の南、鳴門海峡に面した吹上浜の海浜植生を見て回りました。礫浜、砂浜、海食崖と異なる海岸でみられる植生の違いを観察することができました。特に、中央の礫浜は、かつての砂丘から大きく海側に寄った位置に海岸堤防が築かれてしまったために、砂ではなく礫の堆積が顕著でした。かつての砂浜は、島名産のたまねぎ畑になっています。

午後は、島の一番北、明石海峡大橋のたもとにある知る人ぞ知る県立石の寝屋緑地を観察しました。ここの谷津はかつては、湿田として利用されていましたが、今では放棄されてしまい、一人の淡路景観園芸学校の卒業生が刈り払うまでは、ネザサが茂っていたそうです。

久々の学会巡検への参加でしたが、学会っていいですね。