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竹林景観ネットワーク第35回研究集会のお知らせ

下記の通り、竹林景観ネットワーク第35回研究集会&エクスカーションを2025年5月10日~11日に和歌山県西牟婁郡白浜町で行います。
5月10日(土)午後 現地見学会(アドベンチャーワールドの見学を予定)
5月11日(日)午前 研究発表・講演会(南方熊楠記念館)

■現地見学会日時:2025年5月10日(土)13:00-17:00
13:00 アドベンチャーワールド入場ゲート前集合
室内で座学を受けたのち、屋外で見学。パンダと竹、竹アートの見学ほか
終了後、閉園までは園内にて自由時間
参加費:4,240円(入場料込み)
*駐車場代無料(事前に車ナンバーをお知らせください、申込フォームまで)
懇親会も予定

■研究発表・講演会日時:2025年5月11日(日)9:20~11:30
開催方法・場所:南方熊楠記念館(※部屋は定員30名とのこと)
参加費:600円(入館料)
プログラム(予定)
9:30-10:30 館長による館内案内 「仮題:学者であり地域活動家であった熊楠」
10:30-11:30 研究発表(数件、受け付けます)
*後半の研究発表については、zoomで配信予定

【参加・発表申込み】発表の申し込みの締め切りは2025年4月26日(土)です。研究発表・講演会・現地見学会の申し込みは5月6日(火)です。定員に達し次第、閉めさせていただきます。発表形式は対面での口頭発表形式とします。研究発表補助金採択者を優先する予定です。口頭発表は、各自のパソコンもしくはタブレット端末でPowerPoint、Acrobat等のプレゼンテーションソフト等の画面を共有して、発表を行っていただきます。発表時間は、質疑を含めて20分程度を予定しています。下記URLよりお申し込み下さい。

申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfwJB0WX6qIL98itLVkhiO57kprCWFhmXwxVnl6wgvEMXF_sg/viewform?usp=header

『湖の地形学』

同僚の先生からご高書をいただきました。

書名は湖の「地形」学ですが、地形はもちろんのこと、その上で繰り広げられている生物や人間の営みも総合的に取り上げられています。まさに、地理学の本と言えるのではないでしょうか。そして、湖の環境に関心のある方に広く読んで頂きたいと思う内容です。

卒業式

文学部の卒業式が午後から執り行われました。研究室では学士8名、修士1名が卒業しました。

景観生態学連続セミナー「空間情報の収集と分析の技術 (4章)」

2025年3月25日(月) 13:30~15:30に、日本景観生態学会企画交流委員会による、「景観生態学連続セミナー」が行われます。 教科書(景観生態学)の内容を解説する連続セミナーです。今回は、「空間情報の収集と分析の技術 (4章)」がテーマです。

https://jale-japan.org/seminar_250325/

日本地理学会2025年春季学術大会

3月19日・20日の日本地理学会2025年春季学術大会は、駒澤大学での開催です。当研究室関係では、以下の発表があります。

713(口頭発表)
佐藤元彌:河道掘削における多自然川づくりの植生への影響―信濃川山島新田地区を事例として

S707(シンポジウム:植生地理学のこれまでとこれから―地理学的視点からの植生研究の進展をめざして―)
鈴木重雄:里山の社会―生態系の変化に対する植生地理学からのアプローチ

第72回日本生態学会大会での発表

明日3月12日より第72回日本生態学会大会が始まりますが、当研究室関係では、以下の発表があります。

P0-021(ポスター発表・オンラインのみ)
鈴木重雄:シナノザサ開花地における10年間の稈齢構成の変化

P1-070(ポスター発表・オンライン+オンサイト3月16日)
藤澤崇晃・鈴木重雄:ブナ科樹木萎凋病による枯損の地形条件の影響 ー八王子市内の公園を事例にー

ヤブツバキ

Camellia japonica L.

第1研究館前に植栽されているヤブツバキです。本州以南の常緑広葉樹林で必ずと言って良いほど見られる種ですので、駒沢に自生のものがあっても、何ら不思議ではないのですが、それと同じくらい、都市内では植栽もされています。しかし、自然分布は東アジアに限定されているので、ヨーロッパには元々ありませんでした。日本を含むアジアから持ち込まれたものが、世界的な園芸種となっていく(さらに海外で品種改良されたものが日本に逆輸入される)過程は、以前紹介したガクアジサイと似ています。毎年2月には花を付け始めて、学内ではいち早く花を咲かせる種でもあります。