月別アーカイブ: 2024年11月

ケヤキ

Zelkova serrata (Thunb.) Makino

学内に何本か大きなケヤキがあります。紅葉の進み方は木によってまちまちで、見たところ、1号館の東側の木が先行しているようです。

東アジアに広く分布しています。翼のついた風散布型の種子を持つため、渓畔の攪乱の多い場所にいち早く分布を広げます。雑草のように実生が生えるので、知らぬ間に成長していて、大変なことになることもあります。放ってしまうと、成長が早く、かつ大木になるので。

武蔵野台地の屋敷林を代表する樹種でもあります。植栽したものもあるでしょうし、上記のような特性もあるので、実生として生えたものを残したものもあると思います。大学周辺の住宅街の中にも、所々に残っています。

竹林景観ネットワーク第34回研究集会・発表申し込み

下記の通り、竹林景観ネットワーク第34回研究集会&エクスカーションを2024年12月14日~15日に栃木県宇都宮市で行います。

12月14日(土)午後 現地見学会(若竹の杜 若山農場の見学を予定)
12月15日(日)午前 研究発表・講演会

■研究発表・講演会
日時:2024年12月15日(日)9:20~11:45
開催方法・場所:宇都宮市中央市民活動センター404学習室(定員35名)
参加費:無料

プログラム(予定)
9:20~10:00 研究発表(2件)
10:00~11:45 講演 小林幹夫先生(宇都宮大学名誉教授)
「小林竹類研究房での研究を通じたタケ亜科植物の分類学での課題と将来のタケ研究者に期待すること」

■現地見学会
日時:2024年12月14日(土)13:00(JR宇都宮駅西口集合)-18:20(若山農場で現地解散)
場所:若竹の杜 若山農場(路線バスで移動の予定)

参加費:1,800円(入場料・竹器でお抹茶)+560円(宇都宮駅からのバス運賃・行きのみ)
若山農場までお車でお越しいただき、現地で合流することも可能です。

【参加・発表申込み】
発表の申し込みの締め切りは2024年11月30日(土)です。研究発表・講演会・現地見学会の申し込みは12月7日(土)です。定員に達し次第、閉めさせていただきます。
発表形式は対面での口頭発表形式とします。研究発表補助金採択者を優先する予定です。
口頭発表は、各自のパソコンもしくはタブレット端末でPowerPoint、Acrobat等のプレゼンテーションソフト等の画面を共有して、発表を行っていただきます。発表時間は、質疑を含めて20分程度を予定しています。下記URLよりお申し込み下さい。

申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/1aJpxYkK2G5YnCtC63g32yQYhhs2JnyFQTU9xjD-GWSY/

景観生態学連続セミナー「半自然草原の成り立ちと管理(7章5節)」

2024年12月9日(月) 14:00~16:00に、日本景観生態学会企画交流委員会による、「景観生態学連続セミナー」が行われます。 教科書(景観生態学)の内容を解説する連続セミナーです。今回は、「半自然草原の成り立ちと管理(7章5節)」がテーマです。

https://jale-japan.org/seminar241209/