
Pleioblastus chino (Franch. et Sav.) Makino .
キャンパスの外ですが、稀にしか見られない(開花周期が良く分かっていない)タケ亜科植物のアズマネザサが花を付けたので紹介します。場所は、正門北側の三菱社宅前の緑地帯です。写真はフィールドノートを背景にしていますが、オートフォーカスだとピントが合わないので、このようにしないと上手く撮影することができません。花穎から白い糸状の雄しべがが垂れていてその先に葯がついているのが分かります。
アズマネザサは耕作放棄地を中心に人里で多く見られます。日当たりの良い場所では、高さ4 mほど、直径1~2 cmになり、高い密度で地面を覆って、他の植物の実生の成長を妨げます。