Zelkova serrata (Thunb.) Makino
学内に何本か大きなケヤキがあります。紅葉の進み方は木によってまちまちで、見たところ、1号館の東側の木が先行しているようです。
東アジアに広く分布しています。翼のついた風散布型の種子を持つため、渓畔の攪乱の多い場所にいち早く分布を広げます。雑草のように実生が生えるので、知らぬ間に成長していて、大変なことになることもあります。放ってしまうと、成長が早く、かつ大木になるので。
武蔵野台地の屋敷林を代表する樹種でもあります。植栽したものもあるでしょうし、上記のような特性もあるので、実生として生えたものを残したものもあると思います。大学周辺の住宅街の中にも、所々に残っています。