第70回日本生態学会大会にオンライン参加

先週の金曜日から明日まで、第70回日本生態学会にオンライン参加です。現地がないと、写真も食べものもないので、投稿がつまらなくなります(笑)。以下、発表を聴いて頭を巡った感想です(学の無さがばれてしまう)。

遺伝的多様性がほとんどなく、無性生殖だけで増えてるんじゃないかという植物種というのは日本のタケ以外にもそれなりにあるようで、しかもタケと同じくらい全国に分布を広げているものもあるということ(ヒトによる意図的な運搬はなさそうな種でもです)。どうやって、分布を広げたんだろう?

高校の生物の授業だと進化論と遺伝法則を熱心に教えるあまり、無性生殖は例外的な印象で、進化から取り残されてしまう、あまりうまくない戦略という位置付けのようだけれども(生物IBまでしか受けていない個人的感想です)、実際は、無性生殖の方が適応してしまう植物種ってそれなりにいるのではないのかなと、思えてきました。こちらは、理論的な大きな研究テーマで、取っつきにくそうですが。どんなものでしょう。